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ソリューション

稼動計画システム

SYNCの稼働計画支援システムは、作業に人をアサインメントするシステムではありません。
人に作業をアサインメントします。
作業を標準化し、作業における問題点を改善することで、生産性を向上させるための支援システムで、社員群(社員区分)に対して、決められた時間までに、指定された作業を 完了するように、マネージャの指示格差を補間し、勧告支援するためのシステムです。
LS(稼働計画)導入のポイント
  • 現場の作業が、曜日別・時間帯別に列挙でき、作業が標準化(マニュアル化)されていること
  • 1人の社員が、複数部門の担当が可能なように教育され、マネジャーに作業指示権限があること
  • 人件費予算が、月次で立案されていること
これらのことが会社の方針として明らかになっている場合に
  1. 計画と実績を検証し、問題点を明らかにすることで、作業の進め方や指示のあり方の問題点を明確にできるシステムを構築する。
  2. 同規模・同条件下での店舗の比較ができるシステムを構築する。
  3. 日々の運用が簡単で、店舗作業の負担にならない(作業が減る)システムであること。
SYNCのLS管理システムは、流通・サービス業・小売業向けに開発されたシステムで、スムーズな導入・運用、かつ結果が出せるシステムとして、統合人事システムSymphonyと連動した稼働計画支援システムです。

総労働時間制(総労働時間 と職位別単価方式)による、人員の効率的な配置と、生産性の向上をキーワードにしたシステムです。

勤務予定表の作成は、管理会計の予算と連動し、予実管理を実現しております。またレジのレーン計画は、ゾーン&レーン単位に時間帯別のRE基準と連動して、お客様に適正なチェックアウトサービスを提供できるように勧告されます。実績データは、SYNCのインテリジェントタイムレコーダから収集され、給与計算システムと勤怠管理システム、生産性分析システムへとリンクして利用されます。

稼働計画の導入

稼働計画は、あるべき作業人時の積み上げが基本になります。職種・職位による単価制で、総労働時間により計算されます。その際の労働時間は、部門間応援を加味したものにならなければなりません。

標準人時パターンの作成

あるべき作業人時(=標準人時パターン)は、Symphonyのコンセプトを実現するための最も重要な基本データです。WSのサマリレベルである、店舗・月・曜日というくくりで、その中を15分単位の時間帯別に、分割して、標準人時(所要人時)をパターンとして登録します。(Excelからの貼り付けも可能です。)

レジ稼働計画管理機能

レジ(チェックアウト)業務は、サービス業においては、お客様が直接サービスを体感する重要なサービスです。そのため、サービス率(チェックアウトにおける待ち時間を短縮)を上げ、なおかつ人時効率を追求するためには、過去のデータに基づいた稼働計画が必要になります。 そのためには、ある基準(お客様数・売上・売上点数)に対するサービス所要時間を事前に設定し、その基準に対して、どれだけのレーンをオープンする必要があるのかの基準を作成する必要があります。Symphonyシステムでは、このRE(Reasonable Expectancy)基準と予算(予測)とを連動して、レジの稼働計画を立案できる機能をご提供しております。

稼働計画分析機能

稼働計画の有効性や,予定との比較を,時系列・他店比較などにより,様々な角度から分析する機能をご提供しております。(分析機能概要画面)

システム参考価格

本システムは、Symphony 基本システムの一部機能が必要なため、価格に関しては弊社流通システム営業担当までご相談下さい。 また、本システムの適応業種・規模は、チェーンストア及びフードサービス業で複数拠点(店舗)で、本部機能がある規模のお客様向けシステムです。

最小構成

  • Symphony 基本構成(サーバ)
  • Symphony 稼動計画支援モジュール(サーバ)
本システムは、導入先へのシステム見学が可能ですので、ご相談下さい。

導入例

株式会社 オギノ様(本社 山梨県甲府市)
山梨県を中心にSSMを中心として、30数店舗の店舗展開を行う、リージョナル型チェーンストアです。
本システムでは、生鮮加工センター(24 時間稼働)、衣料・住関センターなどの他、大規模ショッピングセンターから、PM10:00 まで営業する小規模店舗まで、約3,000名の勤怠・給与処理を1つのシステムでカバーしております。