EDI(Web-EDI)
EDI / Web-EDI
SYNC EDIシステムは、基幹システムとの連携を前提としたベースシステムです。Web-EDIシステムは単体でも使用できますが、手作業によるCSVファイルなどのアップロードやダウンロードが前提のWeb-EDI導入はおすすめしません。Web-EDIは、EDI方式の中でも、SCMのモニタリング機能や、サプライヤーが通常のEDIに対応できない場合の手動オペレーションに対応するためのシステムです。また、主なEDIシステムはバイヤーサイド(発注側)のシステムが中心になります。企業の力関係になるかもしれませんが、サプライヤーサイドのEDIでは、出荷(ANSを含む)・請求などの電子化が主な内容になるため、WebでのEDI(Web-EDIだと手作業がアップロードなどの手作業が発生)よりも、ファイル・APIベースのEDIが有効です。

EDIの導入目的
・業務効率化 : データ入力作業や郵送・FAXの時間を削減
・正確性向上 : 人手による入力ミスを防止
・迅速な取引処理 : リアルタイムまたは短時間でのデータ交換
・コスト削減 : 印刷や郵送費、人的作業コストの削減
SYNC EDIシステムは、この目的を達成するために極力人的な関与を排除し、シームレスな自動連携を行うことでその効果が発揮されます。
SYNCでは、3種類の外部システム連携方式と、オンプレ・クラウドの両面(ハイブリッドを含む)でのインフラ構成でEDIシステムをご提案し、企業のSCMをサポートいたします。
項目 | パッケージWebEDI | カスタマイズ/オリジナルWebEDI |
---|---|---|
初期導入コスト | ◎低コスト(定額・サブスク型も多い)/基幹改修を除く | ×高コスト(カスタマイズ費が発生) |
導入期間 | ◎短期間(即利用可能な場合も) | △中期間(連携検討・開発・テスト) |
自社業務への適合度 | △汎用的で柔軟性に欠けることも | ◎自社業務に最適化が可能 |
保守・運用負荷 | ◎ベンダー任せで安心 | △自社または開発会社に依存 |
基幹連携 | △一部で手動操作が発生する場合も | ◎リアルタイムでの連携が可能 |
機能拡張性 | △制限あり(カスタマイズは困難) | ◎自由に機能追加・拡張・改善が可能 |
取引先対応の柔軟性 | △決まったフォーマットに限定されやすい | ◎取引先の要望にも柔軟に対応可 |
法制度・業界標準対応 | ◎アップデートで対応 | △保守で対応または個別対応が必要 |
セキュリティ対応 | ◎ベンダーが最新対策を提供 | △対策は自社判断で実装 |
スケーラビリティ | △契約や仕様により制限あり | ◎業務規模に応じて拡張可能 |
可用性 | ◎システム構成による | ◎システム構成による |
運用コスト | ◎サブスクでコントロールしやすいがアカウント費が蓄積 | △初期費用は高いが長期では安定運用も |
※ 本表は一般的な傾向のまとめです。個別要件により評価は変わります。
Web-EDI
Web-EDI
01
製造業向け EDI(Web-EDI)ソリューション
製造業の分野でのEDI(Web-EDI)の活用シーンは、バイヤー(発注側)サイドのシステムでは、FCST・調達(外注)・検品・支払系でのデータ交換になります。サプライヤー(受注側)サイドでは、受信と回答(見積・納期・納品・請求)が中心となるため、受けたデータをどう処理するかが重要になります。製造業のの分野でのWeb-EDIでは、図面の取り扱いや不適合などの情報共有、仕様書などの文書ファイルなど、画像・イメージを取り扱う場合に有効です。
製造業向けWeb-EDI

基本機能(API連携可能)
・所要計画 :フォーキャスト発信
・見積依頼 :図面ダウンロード・見積回答・交渉
・納期回答 :納期回答・分納回答
・注文 :発注書(電帳連携可)・ダウンロード
・不具合情報:不具合・不適合情報共有
・進捗報告 :進捗報告
・出荷処理 :納品書発行・ダウンロード
・検収情報 :検査・検収書・ダウンロード
・支払情報 :支払案内・明細、各請求書・明細代理発行
・その他 :お知らせ・営業情報など
02
小売・流通業向け EDI(Web-EDI)ソリューション
小売・流通業の分野では、古くからJCA手順などのEOS(電子発注)が普及してきました。EOSでは、確定した発注データをチェーンストア統一伝票(TA:ターンアラウンド)や各業界団体のフォーマットで発注することが主な目的でした。今では、ANS・検品・債権債務情報を交換するために、流通BMS(XML方式)によるEDIが普及しつつありますが、企業間のデータ交換は、固定長またはCSVでのデータ交換の方が単純で現実的だと考えています。主なEDI(Web-EDI)の活用シーンは、バイヤー(主にチェーンストア・専門チェーンなど、通常の小売店ではサプライヤーの注文用サイトで注文し、請求書をダウンロードするような活用方法)サイドのシステムでは、発注(TA)・検品・返品・支払いなどのデータが主なEDIデータになります。サプライヤー(受注側)サイドのシステムはでは、受信と回答(ANS・出荷・請求)が中心となるため、受けたデータをどう処理するかが重要になります。
チェーンストア Web-EDI

基本機能(API連携可能)
・発注関連 :EOSダウンロード・TA手動登録
:ASNアップロード・ASN手動登録
:返品ダウンロード・取引先起票・アップロード
・伝票関連 :手書伝票登録
:値引伝票処理
:訂正伝票処理
・経理関連 :支払案内・照合用データダウンロード
・商品関連 :新商品アップロード・各種ファイル交換
・その他 :お知らせ・営業情報など
小売り流通向けのEDIでは、取引先への流通BMSファーマットへの変換や取り込みも可能です。
その他、流通業向けEDI機能
小売り・流通の分野でのWeb-EDIは、アパレル・ファッション衣料など季節商品の事前予約やアソート設定、生鮮品などの相場商品の取り扱いなど、インタラクティブに登録する際に有効です。
チェーンストア:ファッション衣料 Web-EDI

基本機能(API連携可能)
・商品マスタ:アパレル用 ITEM/CS(カラー・サイズ・シーズン)など登録
:画像登録・アップロード
・発注関連 :初回発注登録(店舗・投入計画)
:アソート設定
基幹連携・インフラ構成
EDI / Web-EDI
01
基幹連携
EDI(Web-EDI)システムは単体で使用することはなく、企業間の基幹システムのデータ連携のためのフロント・エンドシステムのため、いずれかの手段でデータ連携する必要があります。データ連携は、ファイルベース(CSVまたは固定長)のインポート・エクスポート方式のほか、API(主にWeb-APIサービス)や、基幹システムとダイレクト接続(参照専用)により、連携用DBにインターフェイスする方法があります。SYNC EDIシステムはいずれのパターンでも対応可能です。
連携方式イメージ

基本機能(API連携可能)
ファイル連携 :CSV / 固定長ファイル
API 連携 :Webサービス連携(XML/SOAP)
ダイレクト連携 :Oracle / SQL Server
02
サーバー構成
インフラのシステム構成では、自社サーバー(オンプレ)で運用する方法のほか、IaaS(AWS/Azureなど)環境で運用することが可能です。ドメインも、独自ドメインで運用可能ですが、インターネット経由のIaaS環境で使用する際は、セキュリティ上、基幹システム側は固定IP(IPフィルタ用)を取得することをおすすめすしています。

サーバー構成
オンプレ構成 :自社サーバ
IaaS構成 :AWS / Azure